構造見学会とは?参加するメリットと見るべきポイント

住宅の見学会には主に2種類あります。
完成した建物を見る「完成見学会」と、建築途中の構造を見る「構造見学会」です。

構造見学会とは、一般的には完成した住宅では見ることが出来なくなってしまう建物の基礎や構造を確認できる見学会のことです。
床下や壁の中の様子は、基本的に住み始めてから確認することができないため、手抜き工事などの住宅トラブルはこの基礎や構造が問題となることが多くあります。
構造見学会は、内装や床板などが張られる前に基礎や構造について確認や質問ができるため、そういった部分をチェックすることが出来ます。
今回は、この構造見学会に参加するメリットやチェックするべきポイントについてご紹介します。

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構造材

 

 

構造見学会に参加するメリット

構造見学会では、以下のメリットがあります。
・モデルハウスでは見ることが出来ない壁や床下の内部を見ることができる
・自分がその施工会社に頼んだ時にはどんな施工が行われるのか、実際に施工中の建物を見て確認できる
・実際に施工中の建物を見ながら説明を受けられるので、そこで生じた疑問や要望など直接伝えることができる
・信頼できる会社なのか、自分に合う会社なのかを見定められる

資料請求をしたりホームページを調べたりすれば、その会社がどのように家づくりを行っているのかは確認できます。
ただ、本当に自分が頼んだ通りに家の構造が作られているのかを確認することは難しい事です。
構造見学会では、実際に施工中の建物をご自身の目で見て確かめることができますので、自分が頼んだ時にどんな施工が行われるのかを直接ご確認いただくことが可能です。

ベタ基礎

 

構造見学会でチェックしたいポイント

安心・安全な暮らしができる家であるためには、完成してからでは見ることが出来ない基礎や構造がしっかりしていることが重要です。

基礎工法

住宅の基礎には布基礎やベタ基礎、工法には木造軸組工法や2×4(ツーバイフォー)工法などがあります。
どのような基礎や工法が使われており、どのようなメリットがあるのか、説明を聞きながら実際に見てください。
工法によってコスト・耐震性・デザイン性などが変わるため、様々な点でチェックが必要です。

気密性と断熱性

どんな断熱材が使用されているか、どこに使用しているかもチェックしたいポイントです。
お家の快適性は室内の温度が大きな要因となります。夏は暑く、冬は寒い家では快適に暮らすことはできません。
また、性能の高い断熱材を使用していても気密性が低いと効果が半減してしまいます。
お家の快適性に大きく影響する箇所ですので、断熱材がしっかりと隙間なく施工されているか、気密性はしっかりとしているかなどチェックしましょう。

湿気シロアリ対策

住宅の耐久性に大きく関係するのが、骨格となる構造材です。
構造材とは主に「土台・柱・梁(はり)」など建物を支える骨組みとなるもののことを言います。
構造材に使われている木材の種類や、防腐措置の行い方をチェックしましょう。
建築時に行う処理がどのぐらいの期間、効果があるのかも大切です。

耐震性

地震大国である日本で安心して長く住むためには、高い耐震性は欠かせません。
耐震等級は何等級か、住宅ローン控除や借入額の優遇措置などが受けられる長期優良住宅に該当するかなどをしっかりとチェックしましょう。
2016年の大きな地震が2回起こった熊本地震では、最新の耐震基準を満たした耐震等級1,2の住宅は倒壊0ではありませんでしたが、最高レベルの耐震等級3の住宅は倒壊しませんでした。
さらに大きな地震や複数回起こる地震に対応するため、耐震性は厳しくチェックしましょう。

耐震等級

まとめ

基礎や構造は、壁や床などの内装で隠れてからではチェックできない非常に重要な部分です。
新築一戸建てを検討されている方は、構造見学会に足を運んで普段見ることが出来ない家の構造をしっかり確認してみてください。
大栄建設の家には「永く健康で快適に暮らせる住まい」をご提供できる根拠があります。
どんな家なら安心なのか、構造見学会で知ることができます。
是非一度、大栄建設の構造見学会に参加してみませんか?

 

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大栄建設の ZEH普及実績と今後の目標

2025年度 戸建住宅の総建築数に対するZEH目標値は新築75%・既存75%
2023年度 戸建住宅の総建築数に対するZEH実績値は新築75%・既存0%
2022年度 戸建住宅の総建築数に対するZEH実績値は新築67%・既存0%
2021年度 戸建住宅の総建築数に対するZEH実績値は新築75%・既存0%
2020年度 戸建住宅の総建築数に対するZEH実績値は新築50%・既存0%