マイホームを建てる場所を決める時、「実家の近くにしようか、それとも離れた所にしようか・・・」と悩まれる方は少なくないと思います。
そこで今回は「実家から離れた場所に家を建てて後悔したこと」、またその逆の「実家の近くに家を建ててよかったこと」をそれぞれいくつかご紹介します。
「実家」には「夫」の実家と「妻」の実家がありますが、今回は「妻の実家」に注目したいと思います。
目次
妻の実家から遠い場所に家を建てて後悔すること
実家から遠い場所にマイホームを建てる方も少なくありませんが、 実家から遠い場所に家を建てて困ることとは何でしょうか?
具体的に後悔したというケースをご紹介します。
気軽に助けを借りられない
「子どもが熱を出してしまったけど、会社は休めない」「上の子の用事で出掛けたいのだけど、下の子を置いていけない」といった状況は、共働きの夫婦であれば珍しいことではありません。
こんな時、実家が近ければ助けを借りることもできますが、遠ければそれもなかなか難しくなります。
帰省に費用がかかってしまう
家族4人で遠い実家に帰省しようと思うと、新幹線や飛行機などの交通費が十数万かかることもあります。
往復すると結構な金額になるため、気軽に帰省できなくなってしまう可能性があります。
使えるお金は限られているため、優先順位をつけて何かを割り切らないといけなくなるかもしれません。
方言や習慣の違い
地元から遠い場所に家を建てて戸惑うことが、方言や習慣の違いです。
同じ日本語なのに、夫や夫のご両親が自分とは違う方言やイントネーションで話していると一人だけ孤独感に苛まれることがあります。
リフレッシュしようと思って外に出かけてもついて回る問題のため、ストレスとなってしまうかもしれません。
また、その地方独特の習慣や食べ物、天候や気候の違いなどもあり戸惑うことも多いでしょう。
関連記事:家づくりの失敗の理由とは?後悔しないための注意点と対策ポイント
妻の実家近くに住むメリット
次に実家の近くに住んだ場合のメリットについてご紹介します。
妻の負担が軽減できる
子どもが幼く手のかかる時期は、妻の育児の負担は重くなりがちです。
もし実家が近ければ、両親に子どもを預けてリフレッシュしたり、話を聞いてもらったりするだけでも心理的な負担は軽減されるでしょう。
また、育児だけでなく家事もサポートしてもらえると、家庭内の負担が大きく軽減されます。
ご家族に急病があった時などでも心強く、その都度会社を休まなければいけないといったことを減らすことができます。
子どもの行動範囲が広がる
一緒に出掛ける大人の人数が増えれば外出先の候補の選択肢が広がり、子どもの行動範囲を広げることができます。
また、いつも接している世代とは異なる祖父母と出かけることで、普段とは違う体験をすることもできるでしょう。
子どもに色々な経験をさせることができるというのは、メリットの1つです。
程よい距離感が保てる
育児のサポートや介護負担の軽減といった面から考えれば、親との同居といった選択肢もありますが、ライフスタイルが異なる世帯同士では、親子といえど何かと気を使ってしまいます。
実家の近くであれば同居の選択肢は生まれにくく、程よい距離感を保ちながら関わることができます。
普段はお互い独立して過ごし、困ったときには助け合うといったバランスの取れた関係性を築けます。
住み慣れた安心感がある
住み慣れた場所であれば、普段の生活においても安心感があります。
子どもの教育環境などの情報を把握しやすいなど、新生活のイメージも膨らませやすい点は重要なメリットです。
周囲に両親や友達など知っている人がいれば相談することも可能で、何かあったときのサポートを期待することができます。
関連記事:土地選びに重要な優先順位の決め方とは?家を建てられる方必見です!
まとめ
今回ご紹介した内容はごく一部であり、実家に対する考え方・感じ方は人それぞれだと思います。
それでも、困った時に助けてもらえるといったメリットがあるのは事実です。
また、今回は「妻の実家」にスポットを当てましたが、これが「夫の実家」となると状況も変わると思います。
マイホームを建てることは多くの人にとっては一生に一度の事です。
家を建てる場所を決める際には、今回ご紹介した内容を参考にしてみてください。
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2025年度 戸建住宅の総建築数に対するZEH目標値は新築75%・既存75%
2023年度 戸建住宅の総建築数に対するZEH実績値は新築75%・既存0%
2022年度 戸建住宅の総建築数に対するZEH実績値は新築67%・既存0%
2021年度 戸建住宅の総建築数に対するZEH実績値は新築75%・既存0%
2020年度 戸建住宅の総建築数に対するZEH実績値は新築50%・既存0%