木造建築の耐久性ってどのくらい?詳しく解説します!

「木造建築の耐久性はどのぐらいだろう?」という疑問を持たれている方も多いと思います。
長く安心して住める家を実現するためにも、木造建築の耐久性について知っておくことは重要です。
2018年に建築された新築一戸建て住宅に対する木造建築の割合は90%(※林野庁HPより)となっており、木造建築の占める割合は高くなっています。
そこで今回は、木造建築の耐久性は一体どのぐらいあるのかを解説したいと思います。

 

木造住宅の寿命とは?

木造住宅の法定耐用年数は22年と定められています。
しかし、法定耐用年数が22年だからといって、木造住宅が22年で住めなくなるわけではありません。
法定耐用年数は減価償却などの税の公平性を担保する目的が主であり、実は木造住宅の寿命とは、全く関係がありません。

では木造住宅の寿命はどのくらいなのかというと、一概に何年と決めることは大変困難です。
理由としては、それぞれの住宅の建物を建てた業者や木材の種類、立地条件、メンテナンス状況、生活スタイルによって劣化の仕方が様々で、一律ではないためです。

しかし、目安となる数値があります。

国土交通省の木造住宅期待耐用年数(※基礎・躯体に係る期待耐用年数の目安)によると、
〇フラット35基準程度の場合 → 50年~60年
〇劣化対策等級3の場合 → 75年~90年
〇長期優良住宅認定の場合 → 100年超
とされています。

これは適切なメンテナンスが行き届いており、骨組みや基礎軸組の木材が適切に保たれていれば、上記の年数住むことができるという目安です。
大栄建設では長期優良住宅の認定が標準仕様となっていますので、国土交通省の木造住宅期待耐用年数によれば、100年を超えても居住できるということになります。

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木造住宅を長持ちさせるためには?

風通しの良い家木造住宅は、メンテナンスをしっかりと行うことでより永く住むことができます。
それでは木造住宅を長持ちさせるためにどのようなことをすれば良いのでしょうか。

水回りのメンテナンス

水回りのトラブルは、木材を腐朽や劣化させる原因となってしまう可能性が高いため、特に注意が必要です。
洗面台やキッチンなどで浸水や水漏れが発生したら、放置しないですぐに対応しましょう。

関連記事:リフォームを行う適切なタイミング

 

湿気対策

梅雨から夏の間は高温多湿な日が続くため、木材にとって大敵である湿気がどうしても溜まりやすくなります。
湿気対策に有効な手段は何といっても換気です。
現在は設置が義務付けられている24時間換気を稼働させることに加え、サーキュレーター等をうまく使うことで、部屋の中に湿気が溜まらないように気を付けることが、家の構造体に使用されている木材を長持ちさせることにつながります。
また、窓の結露対策もポイントとなります。

関連記事:木造住宅は湿気対策が重要です!やっておきたい対策とは?

 

シロアリ対策

木造住宅に大きな被害を与えるシロアリは、乾燥に弱く水分が多い常に高い湿度に保たれている場所を好みます。
繁殖が早く目に見えない所で行動するため、気づかない間に家の傷みが進んでしまい、発見が遅れてしまうと大規模な修繕工事が必要となってしまいます。
シロアリ対策として有効なのは、出来るだけ湿度が高い状態にならないようにすること、防蟻処理を施しシロアリを発生させないようにすることなどがあります。

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まとめ

まとめ今回は、木造建築の耐久性について解説しました。
木造建築は、何十年も住めるほど高い耐久性があります。
大栄建設では、長期にわたって良好な状態が維持できる長期優良住宅が標準仕様となっています。
耐久性が高い木造住宅に住みたいとお考えの方は、是非大栄建設までご相談ください。

 

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ZEH(ゼッチ)とは、Net Zero Energy House(ネット・ゼロ・エネルギーハウス)の略。

ネットゼロエネルギー住宅とは、建物の断熱化+機器の高効率化により、使用エネルギーを削減し、さらに、太陽光発電などの創エネルギーを用いることで、エネルギー収支がゼロになる住宅のこと。

大栄建設の ZEH普及実績と今後の目標

2025年度 戸建住宅の総建築数に対するZEH目標値は新築75%・既存75%
2023年度 戸建住宅の総建築数に対するZEH実績値は新築75%・既存0%
2022年度 戸建住宅の総建築数に対するZEH実績値は新築67%・既存0%
2021年度 戸建住宅の総建築数に対するZEH実績値は新築75%・既存0%
2020年度 戸建住宅の総建築数に対するZEH実績値は新築50%・既存0%