家づくりを進めていく中で、無垢材を使った家づくりをしたいと思われる方は多いと思います。
無垢材をフローリングに使用すれば、色、風合い、デザインなどオリジナリティを発揮できます。
ただ、無垢材にはさまざまな種類があるため、どれを選べばいいのか分からないということも多いのではないでしょうか?
そこで今回は無垢材の特徴と、おすすめの種類についてご紹介します。
無垢材とは?
無垢材という言葉は、家具や住宅、内装材、構造材などでよく耳にします。
木そのものの温かみが感じられるということで人気がある無垢材ですが、そもそも無垢材とは特定の種類の木材を指すわけではないということをご存じでしょうか?
無垢材とは、天然木から取り出した木を1枚の板へ加工した素材で、天然無垢の状態の木材のことを言います。
そのため、使用の向き不向きはありますが、天然木であれば全て無垢材ということになります。
木本来の質感、風合いという面で魅力があり、化学物質を含まない自然素材になります。
無垢材の特徴とおすすめの木材について
特定の木材ではない天然木のため、無垢材にはさまざまな種類があります。
ここでは代表的な6種類のおすすめの無垢材の特徴をご紹介します。
スギ
スギはスギ科スギ属の常緑針葉樹の木材です。
古くから日本で用いられている素材で、和風な雰囲気に合うとされてきましたが、最近では洋風のお部屋に使われることも多くなっています。
柔らかい素材で肌触りが良く、快適性が高いという特徴があります。
価格的にも他の無垢材と比較するとリーズナブルなため、手の届きやすい無垢材です。
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ヒノキ
ヒノキはヒノキ科ヒノキ属の常緑針葉樹の木材です。
ヒノキは日本を代表する高級木材ですが、スギと同様に無垢材として使用される木材です。
独特の香りと優れた耐久性があることからお風呂にも使われ、そのお風呂は『ヒノキ風呂』として人気があります。
強度と耐久性の面から、フローリング材としても適しています。
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パイン
パインは針葉樹であるマツ科からとれる木材のことで、パインという樹種はありません。
素朴な質感で、月日が経つと深みが出てくるのが特徴です。
アンティークの家具にもよく使用される木材ですが、柔らかい素材のため年配の方や小さなお子様のお部屋のフローリング材としても適しています。
オーク
オークはブナ科コナラ属の落葉樹の木材です。
日本ではナラと呼ばれている、ドングリのなる木です。
高い耐久性を有していることから、ウイスキーやワインの樽に使用されています。
クリ
クリはブナ科クリ属の木材です。
クリの木は、耐久性や硬さが優れており古くから神社仏閣の土台や鉄道の枕木としても利用されてきました。
木質の特徴としては、重厚で力強い木目が挙げられます。
メープル
メープルはムクロジ科カエデ属の落葉高木の木材です。
メープルの木は日本ではカエデと呼ばれ、紅葉の木として知られています。
美しく、やさしい光沢のある木目が特徴で、硬質ではありますが、弾力性に優れている木材です。
まとめ
今回は、無垢材の特徴とおすすめの木材についてご紹介しました。
無垢材と一口に言っても、さまざまな種類が存在します。
価格も使用用途も色々な種類の木材を比較検討して、最適なモノを選んでみてください。
フローリングで無垢材を選ぶ際は、カタログや写真で見るのと実際に見て触ってみるのでは全く違いますので、裸足で触れて体感してみてください。
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大栄建設の ZEH普及実績と今後の目標
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