せっかく家を建てるのであれば、快適に暮らせる家を建てたいですよね。
快適に暮らせる家づくりをご希望の方には、木造建築がおすすめです。
身近すぎてあまり気づいていなかったかもしれない「木造建築」の良さを、ここでは改めてご紹介します。
住宅の構造にはどんな種類がある?
そもそも住宅の構造にはどのような種類があるのでしょうか?
住宅の構造は主に「木造住宅」「鉄筋コンクリート住宅(RC構造)」「鉄筋鉄骨コンクリート住宅(SRC構造)」の3つに分類されます。
日本の戸建住宅で最も多いのは木造住宅です。
木造住宅の中でもさまざまな工法があり、それぞれに異なる特徴があります。
日本の伝統的な工法である「木造軸組工法」や、使用される製材のサイズが名前になった「2×4(ツーバイフォー)工法」などがあります。
他には、鉄筋コンクリート住宅(RC構造)と鉄筋鉄骨コンクリート住宅(SRC構造)ですが、こちらは主にマンションで採用されている構造で、戸建てで採用されることもあります。
木造住宅と同様さまざまな工法があり、それぞれ異なる特徴を持っています。
木造建築にはどんな良さがある?
では、木造建築にはどんな良さがあるのでしょうか。
ここでは、木造建築の5つのメリットをご紹介します。
1つ目は軽くて強度があることです。
木材はコンクリートや鉄と比較すると、軽量な上に強度もあります。
同じ重さで木材と鉄を比較した場合、曲げ強度は鉄の約15倍、圧縮強度は鉄の約2倍、引っ張り強度は鉄の約4倍以上もあります。
メンテナンス次第で100年以上も住み続けることができるようになる木材は、軽くて強い自然素材なのです。
関連記事:木造建築の耐久性ってどのくらい?詳しく解説します!
2つ目は耐火性・防火性に優れていることです。
木材は確かに燃える素材ですが、火にさらされた表面が炭化することによって、そこから内部には燃え進まないという特徴を持っています。
また、1000℃以上になっても炭化速度が遅く必要な強度が保たれるため、構造としての強さを維持することにつながります。
500~800℃で軟化し、急激に強度が落ちてしまう鉄と比べると、耐火性や防火性に優れていると言えます。
3つ目は吸音性を備えていることです。
木材は人間に不快感を与える音を吸収するはたらきがあります。
音楽ホールの内側が木材で覆われていることからも、木材は音を吸収し、ほどよい音響効果を生み出すという特徴があります。
4つ目は調湿機能があることです。
木材には空気中の湿度が高いときは水分を吸収し、湿度が低いときは水分を放出する調湿機能があります。
そのため、木造住宅は湿気や乾燥の緩和、結露・カビの発生を抑えてくれる働きがあります。
関連記事:木造住宅は湿気対策が重要です!やっておきたい対策とは?
5つ目は省エネ効果が高いことです。
木材は断熱性や保温性にも優れているため、冷暖房のエネルギー消費を抑えてくれます。
また、製造過程で消費されるエネルギーも他の資材と比較すると少ないという特徴があります。
まとめ
今回は住宅の構造の種類と、木造建築の良さについてご紹介しました。
木造住宅はコストが抑えられ、自然を感じられる落ち着きある住まいのため、日本の戸建住宅の9割以上を占めます。
また木材を活用することは、環境保全にもつながるメリットがあります。
木造住宅で快適なお家を建てたいとお考えの方は、是非大栄建設までご相談ください。
大栄建設は ZEH※の普及に努めています!
ZEH(ゼッチ)とは、Net Zero Energy House(ネット・ゼロ・エネルギーハウス)の略。
ネットゼロエネルギー住宅とは、建物の断熱化+機器の高効率化により、使用エネルギーを削減し、さらに、太陽光発電などの創エネルギーを用いることで、エネルギー収支がゼロになる住宅のこと。
大栄建設の ZEH普及実績と今後の目標
2025年度 戸建住宅の総建築数に対するZEH目標値は新築75%・既存75%
2023年度 戸建住宅の総建築数に対するZEH実績値は新築75%・既存0%
2022年度 戸建住宅の総建築数に対するZEH実績値は新築67%・既存0%
2021年度 戸建住宅の総建築数に対するZEH実績値は新築75%・既存0%
2020年度 戸建住宅の総建築数に対するZEH実績値は新築50%・既存0%