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2025.03.26
スタッフブログ
家づくりで気を付けたいこと

簡単にできる窓の防犯対策!泥棒や空き巣に狙われにくい家づくりのポイント

簡単にできる窓の防犯対策!泥棒や空き巣に狙われにくい家づくりのポイント

窓は、お家に光や風を届ける大切な存在ですが、同時に泥棒や空き巣にとっての侵入経路にもなりえます。
お家の防犯対策は、ご家族や財産を守るために欠かせません。
今回は、泥棒や空き巣に狙われにくい窓の防犯対策と、効果的な家づくりのポイントをご紹介します。
窓の安全性を高めることで、お家の防犯力を大幅に向上させ、安心できる生活を実現しましょう。

泥棒の住宅への侵入経路1位は「窓」

泥棒が住宅に侵入する主な経路は、窓や玄関です。
特に窓は侵入されやすい場所で、通りから目立たない場所にある窓や、簡単に開けられる窓が狙われます。
無締りやガラスを割って窓を開けるといった方法がよく使われ、2階のベランダから侵入されるケースもあるため、足場となるものがないかの確認も必要です。
泥棒は短時間で侵入をしたいため、施錠が甘い、または防犯対策が不十分な窓をターゲットにします。

侵入場所戸建て住宅 侵入場所共同住宅3階建以下 侵入場所共同住宅4階建以上

引用:警察庁住まいる防犯110番(令和5年)

 

泥棒が狙う窓の特徴

泥棒が狙う窓の特徴は、簡単に開けられる場所や見えにくい場所にある窓です。
特に人目につきにくいお家の裏側の窓はターゲットにされやすく、ガラスを割ることで簡単に侵入できる窓も危険です。

侵入手口戸建住宅 侵入手口共同住宅3階建以下 侵入手口共同住宅4階建以上

引用:警察庁住まいる防犯110番(令和5年)

 

・無締り

戸建て住宅への侵入窃盗の約46.3%が無締りによるものです。
鍵がかかっていない窓や玄関は最も狙われるため、普段から鍵の締め忘れ等には注意しましょう。
ゴミ捨てなど短時間の外出であっても、玄関はもちろん、窓の開けっ放しには気を付けた方が無難です。
また、ドアの鍵を自動でかけられるタイプで対策することも有効です。

 

・ガラス破り

無締りの次に多い侵入手口が約35.8%でガラス破りです。
窓の鍵の近くをドライバーでこじ開けたり、ハンマーなどで割って鍵を開けることで侵入されます。
人目につきにくい窓は、防犯性の高いガラスや面格子にすることで、防犯性能を高めることが重要です。

 

侵入窃盗に入られやすい時間

住宅への侵入窃盗は、犯行手口や時間帯によって主に「空き巣」「忍び込み」「居空き」の3つに分類されます。
それぞれの特徴と発生しやすい時間帯は以下の通りです。

令和4年犯罪 時間帯別認知件数

引用:警察庁 令和4年の犯罪

 

・空き巣

空き巣は、住人が不在の間に住宅へ侵入し、金品を盗む手口です。
警察庁の統計によると、侵入窃盗の中でも最も多い割合を占めています。
特に8時から14時の間は、仕事や買い物でお家を留守にしがちな時間帯のため、犯行が多発します。

 

・居空き

居空きは、住人が在宅中にもかかわらず、気づかれないようにお家へ侵入し、盗みを働く手口です。
主に日中の時間帯に発生し、お家の裏口や勝手口、施錠されていない窓から侵入するケースが多く見られます。
リビングやキッチンで住人が家事をしている間に、寝室や玄関付近で財布や貴重品を盗むことが一般的です。
被害に気づくことが遅れるため、犯人の特定が難しくなることもあります。

 

・忍び込み

忍び込みは、住人が就寝中にお家へ侵入し、盗みを働く手口です。
深夜から早朝にかけて発生しやすく、鍵のかかっていない窓や勝手口からの侵入が多いことが特徴です。
犯人は足音を立てずに忍び寄り、寝室などに侵入して現金や貴重品を奪います。
住人と鉢合わせする可能性が高く、強盗や暴行に発展する危険性もあります。

これらの手口は、時間帯や住人の状況に応じて使い分けられています。
防犯対策として、在宅時でも施錠を徹底し、周囲への注意を怠らないことが重要です。

 

泥棒は侵入に5分かかれば7割が諦める

警察庁のデータによると、泥棒は侵入に5分かかると約7割が犯行を諦め、10分以上かかるとほとんどは諦めるとされています。
侵入に時間がかかるほど、発見されるリスクが高まるため、素早く侵入できるお家を狙う傾向があります。
そのため、いかに侵入に時間をかけさせるかが、侵入されるかどうかの大きなポイントになります。

侵入を諦める時間

引用:警察庁住まいる防犯110番(令和5年)

強盗が増えている背景と窓の防犯対策の重要性

近年、日本では侵入窃盗だけでなく、強盗事件も増加しています。
特に、SNSや闇サイトを通じて「強盗の実行役」を募集するケースが増え、一般の住宅がターゲットにされる事件も発生しています。
過去には、窓から侵入し、住人がいる状態で脅迫する強盗事件も発生しており、窓の防犯対策がますます重要視されています。

強盗は侵入しやすく、逃げやすい家を狙う傾向があります。
窓の防犯対策が甘いお家は、ターゲットにされやすく、特に人目につきにくい裏口や2階の窓からの侵入が多発しています。
強盗を未然に防ぐためにも、窓のセキュリティを強化することが大切です。
また、強盗は窃盗と異なり、住人と鉢合わせた際に暴力を伴うため、事前に防ぐことが最も効果的な対策です。
お家の中にいても油断せず、戸締まりを徹底することが、身を守るための第一歩となります。

窓の防犯対策を徹底!侵入を防ぐセキュリティ強化のポイント

窓の防犯対策を徹底!侵入を防ぐセキュリティ強化のポイント

01.防犯フィルムの貼り付け

窓ガラスに特殊なフィルムを貼ることで、割れにくくし、侵入に時間をかけさせる。
ハンマーやバールによる攻撃にも耐えやすく、侵入の抑止効果が高い。

02.補助錠の設置

クレセント錠(標準の窓の鍵)だけでは不十分なため、サッシ部分に補助錠を追加し、こじ開けを防ぐ。
二重ロックにすることで侵入に時間をかけさせ、泥棒を諦めさせる効果がある。

03.防犯ガラス(合わせガラス)の導入

2枚のガラスの間に特殊なフィルムを挟んだ構造で、割れても貫通しにくい。
侵入に時間がかかるため、狙われにくくなる。

04.面格子の取り付け

窓の外側に金属製の格子を設置し、窓を破っての侵入を物理的に防ぐ。
外側から外せないタイプの面格子を選ぶと、より防犯効果が高まる。

05.雨戸・シャッターの活用

夜間や外出時に閉めることで、窓への直接的な攻撃を防ぐ。
目隠し効果もあり、防火性能のあるタイプを選べば、防災対策にもなる。

06.窓用防犯アラームの設置

窓の開閉や振動を感知し、大音量で警報を鳴らす。
侵入者を驚かせ、周囲に異常を知らせることで、犯行を未然に防ぐ効果がある。

07.人感センサーライトの設置

人の動きを感知して自動で点灯するライトを窓の周辺に設置。
暗闇を好む泥棒にとって目立つ環境を作り、侵入をためらわせる。

08.防犯砂利の敷設

窓の周囲に防犯砂利を敷くことで、侵入者が近づいた際に大きな音が鳴り、気づきやすくなる。
コストも低く、手軽に取り入れられる防犯対策。

09.防犯カメラの設置(ダミー含む)

窓付近に防犯カメラを設置することで、監視されていると感じさせ、侵入を思いとどまらせる。
録画機能付きであれば証拠を残すことも可能。

まとめ

まとめ

窓の防犯対策を実践することで、お家の安全性を大きく高めることができます。
窓の防犯にはさまざまな対策がありますが、対策を組み合わせることで、より効果的にご自宅を守ることができます。
ご自身のライフスタイルや住環境に合わせて、最適な対策を選びましょう。
泥棒や空き巣に狙われにくい家を実現し、ご家族の安心と安全を守りましょう。


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